
静かなキューガーデンの、静かなひと時…。
広大なキューガーデンでは、時折不思議な建造物に出会う。例えば、中国風の仏塔(パゴダ)とか、日本の京都、本願寺から送られたという山門であるとか、あるいはローマ風のアーチなど。パゴダはさすがに、高さがあるので遠目からでもわかるが、山門とアーチは周囲の植物と同化しているため、キューガーデンを散策中の観光客にとっては、忽然と姿を現したように見える。
キュー王立植物園 2003年、世界遺産(文化遺産)

イギリスの4月は、まだ花の季節には早い。
屋外では水仙が、やっと咲き始めた。
とは言え、キューガーデンには、ビクトリアン・パーム・ハウス(Victorian Palm House)、プリンセス・オブ・ウェールズ温室(Princess of Wales Conservatory)、エボリューション・ハウス(Evolution House)等、6つもの温室と仏塔(パゴダ)やローマン・アーチ、そして2つのアートギャラリー と、季節に関係なく楽しめるものも揃っている。そして、ミニ列車も…。
キュー王立植物園 2003年、世界遺産(文化遺産)

1759年に宮殿併設の庭園として始まったキューガーデンは、
世界一の植物種を持つ植物園であり、植物分類学の最高峰である。
キュー王立植物園は、世界で最も有名な植物園の一つで、300エーカーの敷地には4万種以上もの植物が育てられている。その中には、昨年11月にシドニーの植物園での開花が話題になった「タイタン・アルム」もあり、私がキュー王立植物園を訪れた96年の春にも開花。あまりの臭さにガスマスクを装着して世話をする職員の写真が、新聞紙上を大いに賑わせた。
キュー王立植物園 2003年、世界遺産(文化遺産)
「タイタン・アルム」 -臭くてでかい花- 旅する人のニュースサイト From VALVANE