
決して忘れない…。
魂は旅立てど、想いは引き継がれる。
ストーンヘンジ近郊、ダーリントン・ウォールにて、古代住居の跡が発掘された。これらの住居跡は、放射性炭素測定の結果、ストーンヘンジ遺跡が建造されたのと同じ、紀元前2600〜2500年のものと判明。発掘された遺跡の床からは、箱形のベッドや、木製ドレッサー(ないし食器棚)の跡も見つかったことから、ストーンヘンジを造った人々の住居跡と見られる。
また、ほぼ同時に、別の新石器時代の住居2つ、及び遺跡とエイボン川を結ぶ、「石畳の道」が発見された。ストーンヘンジ同様、ダーリントン・ウォール遺跡にもエイボン川と結ぶ「道」が発見されたことにより、発見された遺跡とストーンヘンジとの間には極めて密接な関係があったと推測されるようになった。すなわち、「生命を祝福し、死者を死後の世界に送り出す」ダーリントン・ウォール遺跡と、「死者を記憶に留め、葬儀を行う」ストーンヘンジ、である。
ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群 1986年、世界遺産(文化遺産)
ストーンヘンジを造った人々の住居跡を発見 ナショナル・ジオグラフィック
ストーンヘンジ近郊で大規模な住居群を発見 From VALVANE
ケルツ エンヤ、WEAミュージック

遠い昔の、石に秘められた想い…
それは訪れる旅人に伝えられ、未来を渡る。
ストーンヘンジの建造理由は不明であるものの、イギリスのダウザー(水脈占い師)によれば、古い教会や聖堂、メンヒルはみな、地下水や地下水脈のあるところを、わざわざ振り子やダウジング・ロッドで探して、その上に建てられているそうである。それと言うのも、こうした地下に埋もれた泉や地下水脈がある場合、その水は強い感情を伴った出来事に限り、それを記憶することが出来る「地下定常波」なるものを生み出すからである。そしてその「地下定常波」に同調してしまうと、それが引き金となって、私たちは「記憶」された出来事を追体験してしまうことがあるとのこと。これが後に、そこをよく知りもせずに訪れた私たちに、何かは分からないが…、何か特別な感慨を抱かせる理由になっているのかもしれない。あなたはストーンヘンジで、どんな記憶を受け取っただろうか…?
ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群 1986年、世界遺産(文化遺産)
シークレット・ライフ―物たちの秘められた生活 ライアル ワトソン、筑摩書房

遥か彼方より、此方へ。時は移ろい、春が訪れる。
ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群 1986年、世界遺産(文化遺産)
ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群(イギリス) TBS「世界遺産」