
ハワース、「嵐が丘」の舞台となったトップ・ウィズンズ入口
トップ・ウィズンズ入口で他の観光客に撮ってもらった、スナップ写真の一部を切り抜いた。「嵐が丘」に関心がある方への、参考にはならないかもしれないが、おまけとして。
「嵐が丘」 出演: ジュリエット・ビノシュ、レイフ・ファインズ 監督: ピーター・コズミンスキー
「嵐が丘」 出演: ローレンス・オリヴィエ、マール・オベロン 監督: ウィリアム・ワイラー

石の壁しかない嵐が丘の屋敷と、荒涼たる原野。
この廃墟に、エミリー・ブロンテは、愛憎渦巻く物語を垣間見た。

たった今、嵐が去ったばかりのトップ・ウィズンズは、
既に次の嵐の到来を待ちわびていた。

夏の終わりの、「嵐が丘」。
嵐に降り込まれ、人は戸惑うが、羊は淡々と草を食む。
イギリス北部、Haworth(ハワース)。その荒野にひっそりと建つ、石壁だけの廃墟「トップ・ウィズンズ」。そこが地理的モデルとなって、イギリス文学の名作、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』が生まれた。(写真中央、やや右。地平線上に、1本の木が生えているところ。)
なお、「嵐が丘(ワザリングハイツ)」のワザリングとは、荒野に吹きすさぶ風の猛威を表した言葉。言葉の響きが風の音にも似て聞こえるが、事実、この物語では、この地に似つかわしい迫害と激情と執念が吹きすさんでいた。

夏の終わり、「嵐が丘」を覆うヒースは
紫の花をつける。